小麦粉

小麦粉はお菓子作りやパン作りに欠かせない食材なわけですが、いくつかこれに関して残念なことがあります。それは、小麦粉の種類が【薄力粉】や【強力粉】みたいに無いこと、政策で10%のキャッサバ粉が入っていること、保存状態により見るも恐ろしいほどの虫と幼虫が入っている袋にあたってしまうこと、など。最初の粉の種類がない、これ関してはもうすっかり諦めて同じ粉(たぶん強力粉)でなーんでも作っています。でも実は最近国産メーカーの【self raising】【all purpose】【pan cake】なども発見して喜び勇んで買ってみたのですが、なんかどれもいまいち。self raisingなのに、ベーキングパウダーやベーキングソーダを追加しないと膨らまないって、self raisingしてねーじゃん、と。ということで、もうその手の粉に惑わされず、使い慣れた粉で使いまわしてます。で、2個目はもうどうしようもない、そういう政策らしい。最後、虫入り小麦粉は、これは自衛手段として中身の見えない小麦粉は買わないこと。これに尽きる。よく買い物にいくお店では30kgの大袋を1kgずつ透明袋にいれて小分けにして売っているので、それを中身をよーっく見て虫が入っていないか確認して買います。そうなる以前はたまに見つけるUK産とかの紙袋に入った高いのを買ったりしてたのですが、もう高確率で大量虫入りで「うひー!あひゃー!」言いながら粉篩で何回が篩って、でも「あー虫いっぱい入ってたんだよねこの粉・・・」とか思いながらもできたお菓子やパンをたべるのに疲れたのでもう紙袋(主に本当はよさげな輸入物)小麦粉は買わなくなりました。そしてウチでの保存は冷凍庫。と。しかし数ヶ月前、救いの手がさしのべられまして、それは何かというと、お隣ニジェールから粉を買ってくること。旦那が仕事で行くのでそのときに大量に買ってきてもらうのです。ニジェールの粉はまとも。さすがフランコフォンだせ!旦那が買うときに「キャッサバ入ってる?」って店の人に聞いたら「入ってるわけがない」っていわれたとかなんとか・・・そうだよね・・・。とはいっても、どうやらこの粉はベナンから来てるみたいで、そういえばベナンのパンは上手かったなーと思い出しました。以前のエントリで「パンが不味い」って話を書きましたが、ベナンニジェールとは旧宗主国が違うからフランスパンとイギリスパンの違いがあるとは思うんですが、小麦粉もいかんだろーと私は思っている次第です。んで、たしか8月初めだったと思うのですが、ニジェールから10kg小麦粉買ってきてもらったのが、昨日なくなってしまいました。しょうがなく「なの国粉」でパンを作ってみたら、やっぱりなんか黄色い・・・。キャッサバか?キャッサバなのかー??!しかし、次の入荷は未定なのでしばらくは我慢です。とりあえず、なんだかわかんない国のなんだかわかんない店の紙袋の小麦粉にはご用心を〜。