むずむず脚症候群

昨日のプチフライ症に引き続き、なんだかわからない病気の話で申し訳ないのですが、英語では『Restless Legs Syndrome』といいまして(もっといい日本語に訳せなかったのか、って感想を禁じえない)、欧米では1200万人の患者がいると言われていまして、日本では3〜4%の患者がいるらしいです。症状としてはこんな感じ。

自覚症状としては、じっとした姿勢や、横になったりしていると、主に下肢の部分に(患者によっては、脚のみならず腰から背中やまた腕や手など全身にまで現れる)「むずむずする」・「じっとしていられない」・「痒い」だけでなく、「ピンでなぞられているような」・「針で刺すような」・「火照るような」・「蟻やミミズなどの虫が這っているような」などの異様な感覚が現われ、時には「振動」のような感覚まで感じたりする場合もある。また「激しい痛み」を感じるなどさまざま。夕方から夜にかけて症状が起こり、特に寝床に入ってから最も症状が現れやすいのが特徴で、そのために睡眠が十分にとれず、不眠に悩まされることが多い。

これだ!と思いましたね。こっちに来てから、まさにこういう症状に私悩まされてまして、けっこうこれで眠れないことが多かったのです。なので、これをネットで発見した時には、これだ!!って。なんだかわからない不快で不安なものに悩まされていたころだったので、名前がつけられただけで安心するってのもおかしな話ですが、とりあえず、私だけじゃなかったのねー、と。そしてはっきりした原因は特定されておらず、

神経伝達物質であるドパミンの機能低下
・中枢神経における鉄分の不足による代謝の異常
・脊髄(せきずい)や末梢神経の異常
・遺伝的な要素
などが考えられている。脳内での鉄分の欠乏や、ドパミンの合成異常がかかわっているという仮説が有力

だそうで、健康診断では毎回鉄欠乏性貧血に引っかかるのでその辺りが私の場合の原因かと思っております。そういう患者は鉄剤飲めばけっこうな確率で改善がみられるそうです(今度帰ったらちゃんと病院いかねば)他に、自分でできる対策としては、寝る前のマッサージやストレッチ、そしてカフェインやアルコールの摂取を控えるということ(アルコールを控えるのは難しいかも・・・)あとは寒い時期は症状が出ることはとっても少ないんです。あと暑い夜もクーラーつければ大丈夫だったり・・・。うーんはやく日本に帰れってことか・・・とはいえ、日本の夏もダメそうですが。そんなわけで、ここしばらく雨期も終わりに近づいて暑くなってきたのでなかなか眠れない夜が続いております。とりあえず、寒い日本に帰って一息つける日を楽しみにしておこう。11月はまだか。(この病気について詳しくはこここちら