藍染


一昨日、旦那が現在進行中のトレーニングプログラムを受けに来ている近隣諸国のトレー二ーさんたちと、先週オランダからやってきた新しい同僚を連れ、観光に出かけていきました。そして帰ってきた旦那から渡されたのは、藍染のTシャツ(画像1枚目)。住んでる州には藍染で有名な『Dyepit』というところがあります。とっても美しい。ウチのリビングにも布が1枚飾ってあります(画像2枚目)。宮崎駿が、彼らの民族衣装を風の谷のナウシカのイメージモデルにしたと言う、トゥアレグ族のシンボルカラーのブルーもこの藍だとか。で、旦那曰く、TシャツはDyepitから「マダム(私)にプレゼント」だということでした。へ?なんで?・・・実は、Dyepitへは、今回もそうでしたがお客さんがくると私達が必ずお連れする観光スポット。そして連れて行ったお客さんは、必ず布を買う。だからもう『上客を連れてくるやつら』として顔馴染み。しばらくお客がなくて行かないでいていると「どうしてたんだ!」って言われる。そんな感じなのですが、Dyepitで扱っている布が、とにかくでかい。3m×3mとか、3m×2mとか、モノは素敵でも買ってそれでどうせいっちゅーねん、ていうでかさな訳です。たとえば日本の狭い家に3m×3mの布の置き場がどれくらいあるか、で躊躇されて、何枚もほしいけど結局1枚だけ買う・・・って方もよくいらっしゃる訳です。ウチもお土産にしたくとも、貰うほうが困るだろうとなかなか買えなかったり。だから旦那がもう数年にわたり毎回毎回小さいサイズを作れ!って話をしてきたのです。そしたらきっともっとみんな買うから、と。で、やっと最近になってその案を受け入れて1m×2mくらいのを作ったそうです。そしたら案の定飛ぶように売れたそうな。そしてこれも旦那が助言してたのですが、既製品のTシャツなども染めて売り始めたと。こちらも売れたそう。そんな訳で最初にもどりますが、そういう経緯の「ありがとう」のTシャツプレゼントだったそうです(でもまぁサイズが私にはでかくて合わなくてですね、残念ながらどなたか似合う方にプレゼントにしよーなんて考えてますけど・・・)。そして昨日、もうすぐ日本に帰るし、なにかお土産が・・・という話になり、小さいサイズがあるなら、それがいいんじゃないか!いう話と、前から布を持ってくれば好きなように染めてやる、って言われてたのを思い出し、布マーケットで白いショールを数枚調達してまたDyepitに行ってきました。布は残念ながらあまり在庫がないようだったのですが、染めたTシャツを見せて貰ってる時に、びびっと1枚お気に入り発見(画像3枚目)。しかしサイズがびみょー・・・でもすっかり信頼されてるよーで「持って帰って着てみて、今度来た時に気に入ったらお金払うか、ダメだったら返品すればいい」っと言ってくれたので、帰ってきてさっそく試着してみるといい感じなので買取したいと思います。お土産結局買ってない・・・のですが、預けてきたショールが素敵な仕上がりだったら友人へのお土産にと考えております。今度の土曜(出発直前)受け取りにいってきます。楽しみー!そしてきっとこのショール案もDyepitで採用されて近々売り出されるようになるにちがいない、と話しております。旦那すっかりアドバイザー(どこに向かってるんだろう?)。ついでに画像4枚目、買ってはみたものの今だ飾れてない布(四角い白いのは比較のためおいた文庫本)。5枚目、Dyepitで染物してるおっちゃん、ガイドブックにも出てる有名人(?)